離婚に関するお金の問題についてこんなお悩みありませんか?
- 夫婦の共有財産と個人財産(特有財産)の区別が付きにくい
- 財産分与で合意できず、離婚の話が進まない
- 夫が財産をすべて管理していて、どこにどれくらいあるかわからない
- 財産分与がどれくらいもらえるのか知りたい
- 離婚に向けて別居を開始したいが、生活費が足りないのでできない
- 別居中の生活費を相手が払ってくれるが、金額が足りない
- 相手に「子どもに会わせないと生活費を払わない」と言われた
- 婚姻費用分担請求でどれくらいもらえるのか知りたい
- 自分がローンを払っている家に別れた相手が住んでいるが、その分の家賃をとりたい
当事務所に依頼するメリット
適正な財産分与を受けるには、弁護士とともに戦略的に準備を進めることがおすすめです。
財産はどこに何があるかを隠されることが多く、別居後に弁護士に相談しても手遅れの場合もあります。財産分与を考えているなら離婚を考え始めた時点からご相談ください。
また財産分与は2分の1ずつという原則がありますが、家事の分担に極端な偏りがある場合は原則どおりに分けないことも可能です。相手方との交渉により、ご相談者様が多めに受け取ることができるよう調整した実績もあります。
お金を巡る問題はナイーブなケースが多いので、当事者間の話し合いでは解決しない場合があります。第三者を挟み、早期解決を目指した方が、人間関係も悪化せず余計なストレスを抱えずに済むでしょう。むしろそのパワーを、新たな生活をエンジョイすることに使ってください。
ケース1 財産分与で悩む男性の相談
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ご相談内容
妻とは共働きで2人とも高収入だが、住宅ローン、生活費、貯金はほぼ全額自分の収入で賄ってきた。妻はほぼすべての収入を自分のお小遣いとして使い、毎日のように遅くまで飲み歩いている。離婚したい。財産分与は半分ずつでは納得がいかない。
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弁護士の対応
協議離婚が不可能だったため離婚調停を起こしましたが、相手方はそれでも離婚を拒否して「勝手に出ていくなら生活費を渡してほしい」と婚姻費用の分担請求を行ってきました。ご相談者様が家のローンを全額負担していることを加味した婚姻費用となりました。
離婚については調停で話が終わらず、裁判で争うことになりました。財産分与に際し、相手方の財産がどこにあるか把握していなかったため、弁護士が可能性のある金融機関をピックアップし、裁判所を通して調査嘱託を実施しました。
また、明確な離婚理由がないことなどから、相手方が離婚に強い抵抗を示していましたが、弁護士が相手方の話を丁寧に聞いて信頼関係を構築し、説得を行いました。 -
結果
- 明確な離婚理由がなかったものの、約2年以上かけて離婚を成立させることができました。
- 弁護士の予測が的中して、財産のある銀行口座や金額を特定することができました。
- 妻が全く家事を行わなかったことが考慮され、財産分与は6:4となりました。
ケース2 婚姻費用で悩む男性の相談
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ご相談内容
妻と離婚したくて別居中だが、妻と子ども2人が暮らす家には生活費を入れているが、足りないと言われている。妻から婚姻費用分担請求調停を起こされたが、どうすればいいか?
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弁護士の対応
婚姻費用でよくあるのは、このご相談者様のように内容証明も何もなくいきなり調停を起こされるケースで、調停を起こされた日まではさかのぼって婚姻費用が発生します。このケースではご相談者様がこれまで払っていた生活費に加算する形で精算することになりましたが、算定表の金額はあくまで目安のため、生活実態に即した金額に調整を行いました。
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結果
- ご相談者様がローンをすべて負担している家に相手方が住んでいること、お子さんの学校が私立でその費用を負担していることなどを踏まえて、住宅費や教育費が二重払いにならないよう適切な修正を加えました。