子どもの問題(養育費・親権・監護権・子の引き渡し)

離婚に関する子どもの問題についてこんなお悩みありませんか?

  • 養育費が決まらない
  • 調停で養育費を決めたのに、約束通り支払われない
  • 相場よりも多くの養育費を受け取りたい
  • 「子どもと面会交流をさせてくれないなら養育費は払わない
  • 離婚して自分が親権を持ちたい
  • 親権で合意できず、離婚の話し合いが進まない
  • どういう状況なら親権や監護権がとれるのか、有利なのか知りたい
  • 離婚して自分が引き取りたい
  • 監護権で合意できず、離婚の話し合いが進まない
  • 離婚前に子どもを連れて別居したい
  • 相手が連れて行ってしまった子どもを取り戻したい
離婚に関する子どもの問題についてこんなお

当事務所に依頼するメリット

近年は、離婚協議に入る前に子どもを連れ去った・連れ去られたという監護権に関する紛争が特に目立っており、一歩間違えば子の連れ去りトラブルにもなりかねません。また、監護権は親権の前哨戦のような意味合いもあります。つまり、別居の前に監護権をとるための戦略を弁護士と一緒に練っておくことが大切です。子の連れ去りの問題が広く知られるようになり、父親からの引き渡し請求も増えています。

裁判所は、複数の兄弟がいる場合、分離させないことを優先する傾向にあるようです。したがって、父・母いずれか一方に親権を認めます。一般的には母親が有利とされていますが、当事務所では、父親であっても親権が獲得できる戦略を立てて、係争に望みます。

ケース1 娘を連れて別居したい男性の相談

  • ご相談内容

    妻がアルコール中毒のような状態で、小学生の娘に手を上げている。家に残しておけないので、娘を連れて実家に戻りたい。

  • 弁護士の対応

    まずは相手方の戸籍等を調査したところ、ご相談者様に別れ話を告げた直後に別の男性と結婚していたことが判明しました。それを知ったご相談者様が、婚約不履行の損害賠償請求を希望されました。

    相手方に内容証明を送ったものの、反応がないため裁判を起こしました。裁判官の理解を得るためにご相談者様には毎回の裁判に出席していただき、ご自身で答弁を行っていただきました。最終的には、裁判所は、結納や婚約指輪の交換など象徴的な出来事がないことを理由に婚約を認めませんでしたが、ご相談者様が受けた心理的苦痛に対して120万円程度の慰謝料請求を認める判決を出しました。

    裁判官も人の子です。最初は暖簾に腕押しでしたが、ご相談者様に何十回も裁判所に通っていただくうちに意思疎通を図れるようになりました。当事務所も、担当裁判官のタイプに最も効果的な訴求方法を提案・実践しました。

    弁護士の対応

  • 結果

    • 子の引き渡し請求は認められず、調停や裁判を通して父親であるご相談者様が監護権・親権をとることができました。

ケース2 子を引き渡したくない女性の相談

  • ご相談内容

    夫婦仲が悪化している時、アルバイト先で知り合った男性と交際を開始して、幼い息子2人を連れて駆け落ちした。しかし夫に居場所を知られ、弁護士から子の引き渡しを求められ、監護権について裁判で争うことになってしまった。どうすればいいのか。

  • 弁護士の対応

    一審では負けてしまったため、即時抗告を行うとともに、相手方の弁護士に対しても交渉を行いました。強制執行で子どもたちを連れて行かれては困るため、「母親と無理やり引き離すと子どもに大きなショックを与えます。それでも強制執行を行いますか?」と粘り強く説得しました。その結果、強制執行を回避できました。

    そして、原則として母性優先であることや、子どもたちがご相談者様や交際相手に懐いて楽しく暮らしている事実などから、高裁での二審では駆け落ちをしたご相談者様のほうに監護権が認められることになりました。

    一方、夫の気持ちや今後の人間関係に配慮して、面会交流を条件に和解で解決するよう相手方の弁護士と相談。試験的な面会交流を行ったところ、相手方の理解を得ることがきました。

    弁護士の対応

  • 結果

    • 一審では負けたものの、粘り強い交渉で強制執行を回避して、最終的に監護権と親権をとることができました。
    • 離婚後の人間関係にしこりが残らないように、相手方の気持ちに配慮した和解での離婚成立を実現しました。

ご相談は解決への第一歩です

離婚事件はお子様を巡る対立が最も激しくなり、間に入る弁護士がいかに調整するかが非常に大切になってきます。経験の浅い弁護士には難易度が高いと言えるでしょう。

やってみないとわからない部分が大きい問題ではありますが、当事務所は人間関係がこじれた離婚事件を数多く取り扱ってきた実績があり、成功のノウハウを蓄積しており確実性の高い方法をアドバイスすることができます。「うちでだめなら、どこもだめだ」という自負があり、解決に向けて責任を持ってサポートいたしますので、ぜひご相談ください。